今日も元気に紙しごと

  私と十文字和紙との出会いは広報誌の取材がきっかけでした。

「何をどのようにすれば、この紙が出来上がるのだろうか」素朴な疑問から取材を始め、すっかり和紙に惚れ込みこの紙に向き合い、気がつけば20年の歳月が流れていました。

もっと身近に普段使いで多くの人に使ってもらえたら・・・。
「十文字和紙の商品化」のことはいつも考えていました。

行き着いた私の結論は・・・・・・・・素材の丈夫さと意外性を楽しめる
        和紙の帽子 ぼ う し

数点の試作から始めて5年。十文字和紙の良さを紹介しながら、多くの方々に支えられ、そして今毎日紙しごとができる幸せを感じています。

今では帽子のほか、柿渋の絞り染め紙、和紙の張りカゴ、名刺入れ、バック類、など新しい仲間も増えました。
これからも精進してまいります。
皆様引き続きよろしくお願い申し上げます。   
                    
                     手しごと和紙 わ遊 渡辺 弘子 ( 2014.4月  )